統一球変更問題 選手側の反応は“先に言ってほしかった”

[ 2013年6月16日 06:00 ]

 プロ野球の統一球を飛びやすいように変えながら公表していなかった問題で、各球団は15日、日本野球機構(NPB)から14日に行われた12球団代表者会議で説明を受けた問題の経緯などを監督や選手らに伝えた。

 ロッテの林信平球団本部長は中日戦の試合前にQVCマリンのロッカールームで伊東監督、選手らに反発力係数の数値など10分ほど説明。質疑は行わなかったが「理解してもらえたと思う。真剣に聞いてくれた。(今後も)聞きたいことがあれば答えますと伝えた」と話した。広島はNPBの選手関係委員長を務める鈴木清明球団本部長が説明し「(現場から)言えば良かったのに、という声もあった」という。

 ヤクルト、西武、ソフトバンクなども説明を行った。西武の栗山選手会長は「説明は理解できたし、経緯も納得できた。ただ、この話と変更するなら先に言ってほしかったというのは、また別の話」と語った。

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2013年6月16日のニュース