33歳辻 決勝打!「この打席が最後かもと思って入っていた」

[ 2013年6月16日 20:46 ]

6回、2死一、二塁、辻は中越えに勝ち越しの2点適時二塁打を放ちガッツポーズでベンチに戻る

交流戦 オリックス10―8ヤクルト

(6月16日 京セラD)
 16日に1軍昇格したオリックスの辻が6回に決勝打を放った。

 この日のユニホームの近鉄をほうふつさせる猛攻を完成させ「この打席が最後かもと思って入っていた」と選手生命を懸けた一打の余韻に浸った。

 33歳は昨オフに肘の手術を受けたが「まだできる。出られるならどこでもやる」と2軍では本職の捕手以外に一塁をこなした。3回には必死の走りで併殺崩れの間に4年ぶりの打点。近鉄の選手時代に代打逆転サヨナラ満塁本塁打で優勝を決めた北川2軍打撃コーチを引き合いに「北川さんは一振りで人生が変わった。僕も」と力を込めた。

続きを表示

2013年6月16日のニュース