亜大 2年連続決勝進出 9回敵失誘い競り勝つ

[ 2013年6月16日 06:00 ]

<日体大・亜大>9回無死一、二塁、敵失の間に生還した亜大の二塁走者・長曽我部(右)

全日本大学野球選手権第5日・準決勝 亜大6―3日体大

(6月15日 神宮)
 リベンジの舞台は整った。昨年は決勝で早大に0―4で敗れた亜大が、再び決勝進出。3―3の9回無死一、二塁から北村の犠打が敵失を誘って勝ち越し、5投手の継投で競り勝った。生田勉監督は「きょうは点の取り合いになると思っていた。まさか今年も決勝まで来られるとは思っていなかった」と喜んだ。

 大阪桐蔭の主将を務めた昨年、藤浪(現阪神)とともに春夏甲子園連覇を達成した1年生の水本は、8回に中前適時打。大舞台での勝負強さを発揮し「きょうはいつも通りにできた。日本一は多くなれたらいいですね」と、大学最初のシーズンでの頂点を見据えた。

 東浜(現ソフトバンク)の抜けた穴を全員野球で埋め、02年以来11年ぶりの日本一に王手。昨年の決勝を経験した中村篤は「去年の借りを返すつもりで、あしたは勝つことだけを考えたい」と雪辱を誓った。

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2013年6月16日のニュース