ロッテ江村「気持ちよかった」プロ初タイムリーが走者一掃打

[ 2013年5月25日 18:33 ]

<D・ロ>ヒーローインタビューを終え、笑顔のロッテ・江村

交流戦 ロッテ9―4DeNA

(5月25日 横浜)
 ファーストストライクを思い切り叩いた。3―0で迎えた5回、押し出し四球で1点を加え、なお2死満塁。ロッテ・江村のバットが2ボールからの3球目、甘く入った高めの直球を捉える。打球は背走するDeNAの中堅・荒波の差し出したグラブの上を超え、ワンバウンドでフェンスに達した。

 走者一掃の二塁打。大阪桐蔭高から入団3年目の江村にとっては、これがプロ初のタイムリーだった。「中途半端な打席にはしたくなかったので、初球から思い切っていくつもりでした。久しぶりに芯で捉えた打球で気持ちよかったです」。ヒーローインタビューの受け答えが初々しい。

 この日は初めてエース成瀬とバッテリーを組んだ。「勉強させてもらいながら、という気持ちでした。点数を取られてしまったけど、勝ててよかった」と江村。自己採点が「50点」と低かったのは「失点は捕手の責任」という自覚の表れ。正捕手の里崎不在の中で頼もしい若手捕手が“逆転のロッテ”を支えている。

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2013年5月25日のニュース