マートン 興奮サヨナラ打「勝ってるチームでプレーするのは楽しい」

[ 2013年5月25日 22:13 ]

サヨナラ打を放った阪神・マートン

交流戦 阪神2―1日本ハム

(5月25日 甲子園)
 阪神の4番・マートンが右中間へのサヨナラ安打で試合を決めた。

 土壇場の9回、同点に追いつき、なおも2死満塁と一打サヨナラの場面。この日、無安打だったマートンが2ボール2ストライクから武田久の外角の直球を捉えると、ライナーの打球が右中間で弾んだ。

 お立ち台でヒーローは「どう説明したらいいかわからない。最高の気分」。興奮で得意の関西弁交じりのトークも忘れていた。

 地鳴りのような大歓声。「ファンのエネルギーが伝わってきた。甲子園で最高の場面で打席に入れた」と最後の場面を振り返り「勝ってるチームでプレーするのは楽しい。自分も体じゅう砂だらけだし、選手みんながプレ―を楽しんでいる」

 昨季、チームは5位、マートン自身も低調な成績に終わった。苦悩した日々はもう過去へと流れ去った。4番でチームをけん引する助っ人のバットが優勝争いの原動力となる。

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