青木 メジャー最速左腕討ち 自身初の5打席全出塁

[ 2013年5月12日 06:00 ]

<レッズ・ブルワーズ>9回、中前打を放つブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ3―4レッズ

(5月10日 シンシナティ)
 ブルワーズの青木がメジャーで自身初の全5打席出塁となる3安打2四球。「いい状態が続いている。もっともっと、という意欲も湧いてくる」と充実ぶりを口にすると、レッズの主砲で10年MVPのボットからも「打席に立つたびにヒットを打つね」と驚かれた。

 初回に三塁内野安打、3回は中前打。そして、9回はメジャー最速左腕のチャプマンの97マイル(約156キロ)速球を中前へ運んで、打率を4月17日以来の3割(・301)に乗せた。「チャプマンといえばストレート。思い切って真っすぐだけ狙っていった」と満足そうに振り返った。実に4月8日以来の3安打。5月1日時点で打率は・247まで落ちたが、その後は7試合中6試合で複数安打で一気に回復した。勝利には結びつかなかったが、1番打者が本来の姿を取り戻してきた。

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2013年5月12日のニュース