広島 延長は17戦勝ち星なし 野村監督 炎上福井の降格示唆

[ 2013年4月6日 06:49 ]

セ・リーグ 広島6-7阪神

(4月5日 マツダ)
 広島にとって今季最長5時間1分、延長12回に渡る死闘の結末は非情だった。4点差を救援陣が守り切れず、最後は8番手・江草が福留に決勝弾を被弾した。

 ダメージの残る敗戦。野村監督は「勝つには7回の投手にしっかり投げてもらわないと」とし、福井の降格を示唆した。

 5―1の7回に救援した2番手右腕の乱調が響いた。3安打と暴投、失策が絡んで2失点。なおも2死一、二塁で登板した5番手・今村は新井良に同点二塁打を浴びた。「今村が2イニング、しかも連投では1年間持たない。7回を誰にするか。入れ替えを含め話し合う」。

 延長は11年8月30日のヤクルト戦(神宮)に勝って以来、6敗11分で17戦勝ちなし。鬼門のままだと浮上はおぼつかない。

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2013年4月6日のニュース