由規今季絶望 右肩手術で実戦復帰まで半年

[ 2013年4月6日 06:00 ]

<ヤ・D>手術を決意し、報道陣に対応する由規

 ヤクルトは5日、右肩痛で2軍調整中のヤクルト・由規投手(23)が11日に横浜市内の病院で内視鏡による右肩のクリーニング手術を受けることになったと発表した。川端理広トレーナーは「(術後は)実戦復帰まで半年」との見通しを示し、今季中の復帰は絶望的となった。

 由規は11年9月に右肩痛を発症。昨季は右肩痛に加えて左すね剥離骨折も加わり、プロ5年目で初の1軍登板なしに終わった。今春季キャンプも2軍スタート。キャッチボールは50メートル程度の距離まで延びたが、状態が上がらず、ブルペンでの投球再開のメドは立っていなかった。

 この日、神宮球場を訪れて小川監督に報告した由規は「手術を決めたのは3月下旬。いい時と比べてギャップがあって納得のいかない日々が続いていたし、どこかで区切りをつけないといけないというのがあった。ずるずるやって先が見えない状況でいるより、手術をするのも手だと思った」と説明した。小川監督も「今季(の復帰)は厳しいと思うが、まだまだ若いのでしっかり治してほしい」とした。

 最速161キロ右腕は「長いとは思うけどとにかく野球に飢えている。1日でも早く復帰したい」と早期復帰へ意欲を示した。

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2013年4月6日のニュース