原監督 松井秀喜氏“後継”へ「協力は惜しまない」

[ 2013年1月11日 07:01 ]

秋田市内の病院を訪問し、少女に自らの背番号88入りのタオルを手渡した巨人・原監督

 巨人・原監督が昨年末に引退した松井秀喜氏に対し、あらためて指導者への道のりを支援する考えを明かした。

 渡辺恒雄球団会長が、次期監督候補として指名したことについては「(監督として)語る立場ではない」とした上で「先輩、後輩の中で何か必要ならば、協力は惜しまない」と話した。

 原監督は評論家を経て長嶋監督の下で野手総合コーチからスタートし、監督としてのノウハウを学んだ。松井氏はヤンキースのルーキーリーグ監督など、今後の道を模索するとみられる。指導者としての資質を得るにはさまざまな形があるが「いろんな経験者に聞くことは僕は好きだった。森監督、野村監督、星野監督、山本監督もそう」と自らの経験談を口にした。

 この日は、通算19度目となる秋田訪問で、病院など各所を回った。今年初めて公の場に姿を見せ「昨年勝ったことで高揚し合える感じがした」と雪が舞う秋田で気持ちを新たにしていた。

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2013年1月11日のニュース