元ソフトB捕手に懲役2年6月求刑「活躍できないストレス発散は身勝手」 

[ 2013年1月11日 17:52 ]

 少女の体を触るなどしたとして、強制わいせつの罪に問われた元プロ野球ソフトバンク捕手の無職堂上隼人被告(30)の論告求刑公判が11日、福岡地裁(江口和伸裁判官)であり、検察側は懲役2年6月を求刑した。

 論告で検察側は「野球で活躍できないストレスを発散するためという犯行動機は自己中心的で身勝手」と指摘した。

 弁護側は「プロ野球選手の地位を失い、既に社会的制裁を受けている」とし、執行猶予付きの判決を求めた。堂上被告は「迷惑をかけた全ての人に謝罪したい」と述べた。判決は25日。

 起訴状などによると、堂上被告は昨年7月23日午後9時25分ごろ、福岡県古賀市の駐車場で「殴られたくないだろう」と当時17歳の少女を脅し、体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。

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2013年1月11日のニュース