大谷の大リーグ挑戦受け 現行の申し合わせを議論へ

[ 2012年10月27日 18:49 ]

 プロ野球の12球団代表者会議が27日、東京都内で開かれ、岩手・花巻東高の大谷翔平投手が米大リーグ挑戦を表明したことを受け、ドラフト指名を拒否した高校生は帰国後、3年間は12球団と契約できないとする現行の申し合わせについて、今後議論していく方針を確認した。25日のドラフト会議では、日本ハムが大谷を1位指名した。

 出席者によると、将来的に大谷が帰国した場合は1位指名した日本ハムに優先交渉権を与えては、との意見や数年後に戻ったときに日本球界に入れなくていいのか、といった問題提起もあったという。広島の鈴木清明球団本部長は「3年(の申し合わせ)をやめようじゃなく、別のいいものがあればそうしていけばいいということ」と話した。

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2012年10月27日のニュース