兵庫 先輩の貫禄で勝利 厚ヶ瀬は3安打3打点2盗塁

[ 2012年10月27日 14:06 ]

3安打3打点2盗塁の兵庫・厚ヶ瀬美姫

第2回女子野球ジャパンカップ第1日 兵庫スイングスマイリーズ6―1神村学園高等部

(10月26日 わかさスタジアム京都)
 日本女子プロ野球リーグは26日、わかさスタジアム京都で第2回女子野球ジャパンカップの初日第2試合を行い、兵庫スイングスマイリーズが6―1で神村学園高等部を下した。

 両チームが神村魂で戦い抜いた。だが、神村学園の卒業生を5人も抱える兵庫が、12安打の猛打で先輩としてプロの貫録を見せつけた。打っては、1番キャプテンの厚ヶ瀬美姫が3安打猛打賞に加え、3打点2盗塁と暴れまくった。投げても、先発植村美奈子が5回まで6奪三振を含むノーヒットノーランピッチングで母校を押さえつけた。また、三浦由美子がまさかのホームスチールを決めるなど、今までになかった兵庫の野球を展開。昨年のリベンジに燃えたぎっていた。

 ▼神村学園・坂本朱里投手の話 緊張していたので体がうまく動かなかった。マウンドに立った時に打席にいるプロ選手のオーラを感じてドキッとした。将来は女子プロ野球選手になりたいと思っているので、それまでに力をつけたい。高い球を投げてしまった時に、やはりそのチャンスをプロは見逃さずに振ってきた。失投はとても悔しい。厚ヶ瀬選手には
投球のクセなどを読まれていて、打席の中で少し左に動かれた時はマズイなと思った。

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