藤浪 背番号は19!「18番超えて」スーパーエースの願い

[ 2012年10月27日 06:00 ]

背番号19と書いたボールと和田監督からのメッセージが書かれたドラフト会議のIDカードを手にする大阪桐蔭・藤浪

 目指すはエースではない、スーパーエースだ。阪神からドラフト1位指名された大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(18)が26日、同校で和田監督や中村勝広GMから指名あいさつを受け、背番号「19」を提示された。

 「一夜明けて、プロ野球選手になるんだな、という実感が湧いてきました」

 初対面した和田監督からは、「再び輝け、甲子園のマウンドで!」との直筆メッセージが書き込まれたドラフト会議で使用したIDカードが手渡された。さらに「タイガースだけでなく、球界を代表する投手になってほしい」とエールを送られ、同時に異例の早さで背番号19も提示された。

 藤浪は「18はプロ野球のエースナンバー。その18番を超えてほしいと言われた。凄くいい番号をいただいたな、と思う」と笑顔をのぞかせた。現在、阪神で18は09年ドラフト1位の二神が背負っており、空き番ではなかったというのが19になった理由ではない。和田監督は「18を超えてほしい。19は小林繁さん(故人)とか、タイガースで活躍したスケールの大きい投手が多い」と説明。さらに、巨人への対抗心だ。巨人は1位指名した東海大・菅野に背番号19のユニホームを即日手渡した。指揮官は「巨人が(菅野の19を)発表したこともある。19は打倒巨人の意味も込めてね」と話した。

 小林繁は1979年に球団タイ記録となる対巨人戦8連勝をマーク。藤浪にとっては生まれるはるか前の話だが、スリムな体形は小林繁をほうふつさせる。「映像は見たりしたことがあります。凄く変化球の切れもいいし、安定感もある投手。自分もそう(巨人キラー)言っていただけるように頑張りたい」。今季、阪神は巨人に5勝15敗4分けと惨敗。藤浪がその右腕で、「伝統の一戦」を再び輝かせる。

 ▽阪神の背番号19 古くは初代巨人キラーと呼ばれた西村が代表的。土井垣や藤井ら野手がつけた時期もあったが、79年には巨人から移籍した小林がつけて古巣相手に活躍。その後も中西、川尻ら投手が続いている。最多勝利は小林の77勝。

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