女子高生パワー見せた！蒲田女子・林が特大の大会１号

大会第１号ホームランを放った蒲田女子高の林佳名子

第２回女子野球ジャパンカップ第１日 京都アストドリームス７―２蒲田女子高

（10月26日 わかさスタジアム京都）
　日本女子プロ野球リーグは２６日、わかさスタジアム京都で第２回女子野球ジャパンカップの初日第３試合を行い、京都アストドリームスが７―２で蒲田女子高校を下した。

　京都が圧勝という展開に持ち込んだが、最終回に食らった特大の一発でプロのお株を奪われてしまった。７点差を付けられた蒲田女子は最終回、先頭の９番荻野が京都の２番手萩原から右中間二塁打で出塁。続く１番林はツーボールカウントから甘く入った内角直球を見逃さず、思い切りすくい上げた。打球は弾丸ライナーで左翼ラッキーゾーンを軽く越える２点本塁打となった。周囲の度肝を抜く今大会第１号は、敗戦よりも進化する高校生パワーを見せつける結果に終わった。

　▼蒲田女子・花ヶ崎衣利投手の話　率直に悔しい。投球の状態が良かっただけに、自分のエラーがダメだった。中学の頃から、ストレートには自信があった。それを披露したかっただけに途中で代えられたのは悔しかった。まだ投げれたし、力が有り余っている状態でもう１試合したいですね。女子プロ野球選手は全員打ってくるイメージで、とても対戦が勉強になった。やっぱり野球は楽しいと思いました。