頭部に打球も粘投…“ジ軍ファン”フィスター「夢のようだ」

[ 2012年10月27日 06:00 ]

<ジャイアンツ・タイガース>頭部に打球を受けたタイガース・フィスター(右端)はトレーナーのチェックを受ける

ワールドシリーズ第2戦 タイガース0―2ジャイアンツ

(10月25日 サンフランシスコ)
 タイガースは2メートル03の長身右腕・フィスターが、アクシデントをはねのけ好投した。2回2死一塁でブランコの打球を右側頭部に受けたが、気丈に立ち上がると、6回0/3を1失点。カリフォルニア出身で少年時代はジャイアンツファンだったというフィスター。

 何度も観戦に訪れた球場がワールドシリーズの初マウンドとなり「夢のようだ。頭は大丈夫だし、タイガースの投手として役割は果たせたと思う」と振り返った。ただ、打線がわずか2安打と援護がなく、ジム・リーランド監督は「自分たちの野球ができていない」と厳しい表情だった。

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2012年10月27日のニュース