宮国　笑顔なき４勝目…「あそこが悔しい」連続押し出し四球

＜Ｄ・巨＞４勝目を手にしたものの連続押し出し四球を悔やむ巨人・宮国

セ・リーグ 巨人１１－３ＤｅＮＡ

（8月26日 横浜）
　３試合ぶりの４勝目。それでも巨人・宮国に笑顔はなかった。６回２／３を３安打に抑えながら４四球。自滅する形で降板した。

　「味方のエラーをカバーできなかった。あそこが悔しいです」

　６回１死一塁から味方の失策と安打で１死満塁のピンチを迎えた。２死までこぎ着けたが、ラミレス、筒香に連続の押し出し四球。続く後藤を遊ゴロに打ち取り、大量失点は逃れたもののベンチに戻ると原監督から「野手はエラーをする。そういうときにこそ抑えないといけない」と指摘された。

　７回１死でも２者連続四球。２死となりこの日２安打の内村を迎え、交代を告げられた。三塁側席には関東遠征中の母校・糸満の上原忠監督やナインが陣取った。「いい投球を見せられたら良かったんですけど」。５回を終えて６１球の完投ペースだった。復調の兆しを見せただけに、悔しさの残るマウンドとなった。