石井引退を惜しむ…マエケン「CS制覇で送り出せれば最高」

[ 2012年8月27日 15:42 ]

 広島の石井琢朗内野手(42)が27日、今季限りでの現役引退を表明。球界からは通算2430安打をマークした俊足巧打の内野手を称える声が寄せられた。

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 ▼広島・松田元オーナーの話 純粋な戦力として要所で活躍してくれたし、何より若い子に与える影響が大きかった。あそこまでの選手なら(引退は)本人が決めるしかないだろう。

 ▼広島・野村謙二郎監督の話 チームが苦しいときに力になってくれた。選手の立場として自分のことをやりながらも、若い選手にアドバイスしてくれた。

 ▼広島・前田健太の話 (石井)琢朗さんが来てからチームが明るくなって、強くなった。まだできるんじゃないかと思う。CSを制覇して送り出せれば最高ですね。

 ▼広島・堂林翔太の話 すごく寂しいですし、まだまだ一緒にやりたい気持ちがある。キャンプの時からずっと教えていただいた。CSに残ることが一番の恩返しかなと思う。

 ▼中日・権藤博投手コーチ(横浜が日本一になった時の監督)の話 まだできそうだけどね。ファウル、ファウルと粘ってからヒットを打つ。相手にとっては嫌な1番打者だった。

 ▼佐伯貴弘氏(横浜時代の同僚)の話 内野手として絶対にポジションを取るんだという気持ちはすごかった。守備では、今の若い選手なら投げ出すような反復練習をやっていた。

 ▼鈴木尚典氏(横浜時代の同僚)の話 ドラフトで入った選手には負けないといった反骨心を感じた。自分の左翼の守備範囲にまで遊撃から飛球を捕りにくる貪欲さが印象に残っている。

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2012年8月27日のニュース