摂津 両リーグ単独トップ12勝目「何が何でも守ろうと」

[ 2012年8月22日 06:00 ]

<西・ソ>両リーグ単独トップの12勝目を挙げたソフトバンク・摂津

パ・リーグ ソフトバンク4-0西武

(8月21日 西武D)
 これぞエースの仕事だ。今季初の中5日で先発したソフトバンク・摂津が7回を3安打無失点。両リーグトップの12勝目を挙げた。

 「調子は悪くなかったし、テンポ良く打たせてとっていこうと思った。試合をつくれば点を取ってくれると思っていた」

 先制点をもらった直後の7回に2死満塁のピンチを招いたが、2ボールからの3球目、142キロの直球で大崎を左飛に抑えて切り抜けた。「小久保さんが取ってくれた大事な点を、何が何でも守ろうという気持ちでした」。規定投球回に達している投手の中でリーグワーストの50四球を与えているが、勝負どころでの制球力、集中力は群を抜く。

 逆転優勝へ向けてカード初戦に必勝を期すため、エースを昨年9月11日のロッテ戦(QVCマリン)以来となる中5日で起用した秋山監督の決断のタクトに見事に応えた。

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2012年8月22日のニュース