マエストリ サッカーの町でも野球に WBCの伊代表 四国ILにも在籍

[ 2012年8月13日 08:04 ]

<ロ・オ>初登板初勝利のオリックス・マエストリはイタリア国旗を手に笑顔

パ・リーグ オリックス5-1ロッテ

(8月12日 QVC)
 岡田オリックスに待望の救世主が現れた。その名は、アレッサンドロ・マエストリ投手(27)。日本球界初のイタリア人投手は12日のロッテ戦に初登板初先発し、6回1/3を4安打1失点で初勝利を挙げた。

 日本代表DF長友(現インテル・ミラノ)が、10~11年シーズンに在籍したチームがあるチェゼーナの近郊リミニの出身。サッカーの盛んな町だが、この日観戦に訪れた兄フランチェスコさん(30)の影響で野球のボールを握った。

 WBCイタリア代表での出場を機に06年カブスとマイナー契約。その後は米独立リーグ、豪州リーグ、四国アイランドリーグplusの香川を渡り歩き、先月、オリックスと契約した右腕は「兄にいいところを見せることができた」と感慨に浸った。

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2012年8月13日のニュース