飯塚　ロングリリーフの西　「早い出番」も精度高い変化球で翻ろう

広島工を破りタッチを交わす好救援の飯塚・西

第９４回全国高校野球選手権大会１回戦 飯塚６－４広島工

（8月8日 甲子園）
　３回途中からのロングリリーフ。飯塚の２番手・西が強力打線の広島工の反撃を１点に抑え、チームの甲子園初白星に貢献した。

　県大会準決勝、決勝でも抑えとして活躍したが、この日の序盤からのマウンドはさすがに「出番が早いな」と思ったという。

　それでもスライダーとカットボールを駆使して相手打線を翻ろう。８回には中軸を３者凡退に抑えてみせた。「変化球の精度がよかったし、コーナーをつくストレートもよかった」と西。吉田監督も「あの８回の好投が勝利につながった。よく投げてくれた」とたたえたほどの好投だった。