美馬、Ｋスタ初勝利！ノーヒッター逃すも「うれしい」

オリックスに大勝し、お立ち台でポーズをとる楽天の美馬（左）と聖沢

パ・リーグ 楽天１４―１オリックス

（8月8日 Ｋスタ宮城）
　楽天がド派手な勝利で後半戦初勝利を飾った。先発の美馬が６回までノーヒットの快投。７回先頭の李大浩にソロ本塁打を浴びて大記録は逃したが、７回１安打１失点で約１カ月半ぶりとなる６勝目。本拠地のＫスタ宮城では初勝利となり「やっと勝ててよかった。本当にうれしいです」と屈託なく笑った。

　球宴後、チームは１０試合で７敗３分けと苦しんでいたが、連敗もようやく８で止まった。「野手のみなさんのお陰で楽に投げることができました」と美馬が話したように、先発全員、今季最多の２０安打１４得点と打線大爆発。４安打と活躍した聖沢は「たまにはね。ハイ！」と笑わせた。

　後半戦のスタートでつまずき、現在は５位に沈んでいるが、混戦のパ・リーグなら、まだまだチャンスはある。打線にようやく復調の見えた楽天の反攻が始まる。