いきなりやられた常葉橘「3点は厳しい」

[ 2012年8月8日 12:47 ]

1回表、福井工大福井に2点目を許し、先発の宮崎(1)のもとに集まる常葉学園橘ナイン

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 福井工大福井4―2常葉橘

(8月8日 甲子園)
 1点ならまだしも、3点は重かった。初回、福井工大福井の積極的な打撃であっという間に先制された常葉橘の黒沢監督は、「いきなり3点取られては厳しい」終始追い続けて敗れた試合を悔しそうに振り返った。

 「ストライクゾーンにボールが集まっていた」と粘り強い投球が身上のエースの宮崎が簡単に先制点を許したことで、打線も焦り、相手投手の菅原のペースで投げさせてしまった。

 5回にバッテリーミスにつけ込み、2点を入れたが、打線は散発5安打と沈黙。「2点取った後に点が入らなかったのが敗因」と指揮官は分析したが、自分たちの野球ができないまま、初日で甲子園を去ることになった。

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2012年8月8日のニュース