キャプテン鳥谷 延長劇打!阪神 3週間ぶりの連勝

[ 2012年7月14日 21:47 ]

10回、サヨナラ二塁打を放った鳥谷(中央)を迎える阪神ナイン

セ・リーグ 阪神3―2ヤクルト

(7月14日 甲子園)
 虎の野手キャプテンの一振りで試合を決めた。阪神・鳥谷は同点で迎えた延長10回、2死一塁で打席に入った。「(走者を)返すというより、つなぐ思いで入りました」。カウント3―1からの5球目。外角高めの直球を左翼線に運び、一走・大和が激走し塁生還。和田監督も「あそこに飛んでくれ!と思っていたとこに飛んだ」と願いが通じた選手会長の一打で、阪神が今季4度目のサヨナラ勝ち。6月23、24日以来の連勝をマークした。

 この日は二遊間でコンビを組む平野が1000試合出場を達成。相棒の記念試合に「勝てて良かった」と振り返った。自身も出場する球宴まで残り甲子園で4試合。「勝つことが目標。どんな形でも全て勝つつもりでいる」と虎視眈々(たんたん)と先を見据えた。

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2012年7月14日のニュース