稲葉復帰も連敗止まらず「そんな甘い世界でもない」

[ 2012年7月5日 06:00 ]

<オ・日>7回1死二塁、日本ハム・稲葉は三飛に倒れる

パ・リーグ 日本ハム1-5オリックス

(7月4日 京セラD)
 日本ハムは稲葉の復帰もカンフル剤にはならなかった。左足首捻挫から最短10日で戦列復帰したベテランはDHでの出場予定だったが、首脳陣に直訴して「5番・一塁」で先発出場。

 しかし、3打数無安打に終わり、チームも1分けを挟み今季2度目の4連敗を喫した。稲葉は「起爆剤にならなきゃいけないんだけど、そんな甘い世界でもない。足は思ったより動けた」。高卒ルーキー捕手の近藤も代打でプロデビューさせた栗山監督は「ムードを変えるつもりでやってるが、そうならない」と苦しい胸の内を明かしていた。

 ≪高卒新人マスクは56年ぶり≫新人の近藤(日=横浜高卒)が初出場。高校出新人捕手の1軍出場は09年の中村(ヤ)以来。チームでは
 年 打者(出身高)   試
54 安藤順三(多治見工) 25
56 山本八郎(浪華商) 105
58 高田重信(桐 生) 1
 に次ぎ4人目で、マスクをかぶったのは56年山本以来56年ぶり3人目。

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2012年7月5日のニュース