松井DL入りは回避「代打だったらいけるかも」

[ 2012年7月5日 06:00 ]

ヤンキース戦が終了し、引き揚げるレイズ・松井

 2日のヤンキース戦で左太腿裏を痛めたレイズ・松井が、3日(日本時間4日)のヤ軍戦を欠場。通常より1時間早い午後2時半前に球場入り。アイシングなどの治療を受け、室内で打撃練習を行った。

 全体練習には不参加も、試合中も室内ケージで打ち込み「100%ではないが、きのうよりは良くなっている。打てるくらいなので深刻ではないと思う。代打だったらいけるかも」と軽症を強調。ジョー・マドン監督も「故障者リスト(DL)入りという感じではないと思う」と話し、当面はDL入りはないとの見解を示した。

 最悪の事態は回避したようにみえるが、厳しい立場に変わりはない。左脇腹痛でDL入りしていた正右翼手ジョイスについて、マドン監督は「少なくとも球宴前に戻る」と明言。早ければ6日(同7日)のインディアンス戦からメジャーに復帰する。そのため打率・177と不振の松井が、左脚に不安を抱えることを理由に玉突き的にDLに入る措置が取られる可能性がある。何より必要なのは、打撃不振から抜け出すこと。1日も早く実戦復帰し、結果を残すことが求められる。

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2012年7月5日のニュース