難病手術の越智が退院「リハビリを乗り越え恩返しの投球を」

[ 2012年7月5日 19:44 ]

 巨人は5日、黄色靱帯骨化症の手術を受け、都内の病院に入院していた越智が退院したと発表した。今後はリハビリに移る。

 黄色靱帯骨化症は、脊髄の神経を保護する靱帯が骨に変わって神経を圧迫し、手足のしびれや痛みなどを引き起こす難病。

 越智は5月に発症を公表し、6月28日に手術を受けた。今季中の復帰は絶望的だが、球団を通じて「本日、無事に退院することができました。手術を終えて麻酔から覚めた時の痛み、吐き気、だるさは壮絶でした」としながらも「手紙などで温かく励ましてくれたファンの方々や、見舞いに来てくれた山口投手や長野選手らチームメート、そして、常に寄り添って看病してくれた家族に支えられ、退院の日を迎えること出来ました。ファンの皆様からいただいた応援を力に変えてリハビリを乗り越え、東京ドームのマウンドで恩返しの投球をします」とコメントした。

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2012年7月5日のニュース