巨人8連勝!交流戦負けなし 西武は3連敗で最下位転落

[ 2012年5月22日 21:00 ]

4回、先制ソロを放ち、巨人先発のホールトン(中央)らナインに迎えられる坂本(右)

交流戦 巨人5-2西武

(5月22日 西武D)
 巨人が3分けを挟み、3年ぶりの8連勝。6回1失点と好投したホールトンが3勝目。

 巨人は4回、先頭の坂本が左中間へ2試合連続となる5号ソロを放ち先制。「芯で捉えることができました。2ボールだったのでストライクゾーンは思い切り振ろうと思っていました」と語った。

 西武も6回、中村の二塁打を足場に秋山が犠打、ヘルマンが中犠飛を放ち追いついた。

 だが巨人は7回、谷、ボウカーの連打に石井がストレートの四球を選んだ1死満塁で、長野の打球は投手強襲安打となり勝ち越した。さらに亀井のセンターへの当たりが適時二塁打となり2点を加え、牧田をKOした。

 9回にも2死から4人目の木村を攻め寺内の安打、坂本の四球などで築いた2死一、二塁から村田が右翼線適時二塁打を放ち加点した。

 その裏、西武は巨人4人目の西村から先頭の大崎が二塁打で出塁し、台打・上本が中前適時打を放ち1点を返したが、後続を絶たれた。西武は3連敗で最下位に転落した。

 巨人は5日の阪神戦を最後に、三つの引き分けを挟んで11試合、2週間以上負けがない。開幕当初の低迷がうそのような勢いで、首位中日に2ゲーム差に迫った。決勝打を放った長野は「いい場面でつないでくれたので、何とかしたいと思った」と語っていた。

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