明大 岡大が千金弾&初勝利!早大撃破Vに望み

[ 2012年5月22日 06:00 ]

<明大・早大>9回明大1死一、二塁、岡大が左中間に逆転3ランを放つ

東京六大学野球第6週3日目 明大6―3早大

(5月21日 神宮)
 3回戦1試合が行われた。明大は2点を追う9回に、岡大海(ひろみ)投手(3年)がリーグ戦初本塁打となる逆転3ランを放ち、逆転優勝へ望みをつないだ。早大は抑えの有原航平投手(2年)が踏ん張れず、優勝は持ち越し。22日の明大4回戦で勝てば10年秋以来、3季ぶり43度目の優勝が決まる。
【試合結果】

 明大の岡大が右腕を突き上げた。1点差とした9回1死一、二塁。有原の低めの変化球を振り抜き、左翼席へ運んだ。大学1号に「食らいついていこうと。打った瞬間、入ったと思いました」と声を弾ませた。

 敗れれば早大の優勝が決まる一戦。「中学以来」という一塁で先発し、本職の投手としては8回から2イニングを無失点に抑え今季初勝利。大車輪の働きでチームは優勝争いに踏みとどまった。昨年のエース・野村(広島)から背番号11を受け継ぐ岡大は「やっと貢献できた」と胸をなで下ろした。

 高校通算30本塁打の打力を買われての二刀流。「投げる方が楽しい」と、最終回は最速150キロの直球で押した。漫画「エースをねらえ」の主人公「岡ひろみ」と同姓同名の右腕は「どんどん乗っていけると思います」と力を込めた。

 ▼明大・善波達也監督(逆転勝ちに)みんなが最後まで粘った。あしたもやってくれると思います。

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2012年5月22日のニュース