ダル メジャー最短4回KO イチロー 2打席連続適時打

[ 2012年5月22日 12:46 ]

マリナーズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ―マリナーズ

(5月21日 シアトル)
 レンジャーズのダルビッシュは21日、シアトルでのマリナーズ戦に大リーグトップの7勝目と日米通算100勝を懸け登板した。

 ダルビッシュは初回にイチローに先制の三塁打を打たれるなど、立ち上がりから調子が上がらず、結局4回で降板。4安打5三振6四球で5失点(自責4)で降板。メジャー最短イニングでのKOとなった。5失点は初登板だった4月9日のマリナーズ戦と並び最多タイとなった。

 ダルビッシュは初回、先頭打者を三振に仕留めたが、2番打者に四球を与えると3番イチローに2ボール1ストライクからの内角直球をたたかれ、右翼線へ適時三塁打。1点を失った。後続を2者連続三振に抑え、最少失点で初回を終えた。

 2回、6番からの下位打線に対し、変化球をうまく打たせて二者連続内野ゴロ。8番カープを、この日最速154キロの直球で空振り三振をとった。

 3回、先頭打者に左前打を浴び、続く1番打者を四球で無死一、二塁のピンチ。2番打者は送りバントを試みるが、走者変わらず1死一、二塁で3番イチローを迎える。イチローは1ボール1ストライクからの外角直球を適時中前打。野手の暴投もあり2点を失った。その後も4番打者に四球を与え、1死一、三塁から5番打者が中犠飛を放ち、この試合4点目を失った。

 4回もピリッとしないダルビッシュは、7番打者から3者連続四球。無死満塁から1番打者が適時右前打を放ち5失点目。なおも無死満塁は続いたが、2番打者を遊ゴロ、3番イチローを三ゴロ、4番打者を見逃し三振に抑えた。

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2012年5月22日のニュース