巨人 山口温存裏目 泣きどころ噴出 救援陣の乱調と拙守

[ 2012年5月9日 08:17 ]

セ・リーグ 巨人7―7DeNA

(5月8日 宇都宮)
 巨人は大量リードの展開から勝ちきれず、痛い引き分けに終わった。

 救援陣の乱調と拙守という、チームの泣きどころが出た。山口以外の救援の不安定さは、チームの弱点の一つとなっている。4点差をつけて山口を温存したことが裏目に出た。原監督は「思った通りの投球をしてくれなかった。出した私の責任」とあきらめ顔だ。

 痛恨の失策を犯した阿部は「本当に申し訳ない。今夜は寝られない」。打線が奮起した印象はかすんでしまい、徒労感が残った。岡崎ヘッドコーチは「今日は勝っておかないといけない試合」と、苦々しげにつぶやいた。

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2012年5月9日のニュース