中日　“守護神”浅尾で首位浮上　岩瀬休ませた

＜中・ヤ＞最後を締め谷繁（右）と握手をする中日・浅尾

セ・リーグ 中日１－０ヤクルト

（5月8日 豊橋）
　中日は高木監督の決断が光った。１―０の９回、守護神・岩瀬ではなく、浅尾を指名。右腕は２死三塁のピンチを招いたものの、最後はバレンティンをフォークで空振り三振に仕留めた。今季初セーブをマークするとともに、チームの連敗を２で止め、首位に浮上させた。

　　「ただ抑えたいという気持ちだけでした。場所がどこでも、言われたところで抑えるだけです」。指揮官は浅尾の守護神起用について「横浜の後で岩瀬のところは浅尾で行って、少し休ますということにしていた」と説明。岩瀬は先の９連戦中に４連投など６試合に登板。４日のＤｅＮＡ戦（横浜）では８年ぶりの２者連続本塁打を浴び、２点差を守れなかった。権藤投手コーチは「前半はちょこちょこあるが、後半に向けてキッチリした形をつくる」と話し、当面はＷストッパー的な起用法になりそうだ。

　▼中日・和田（６試合ぶりの４番復帰で１３試合ぶりの打点）打ち損じたけど、いいところに飛んでくれた。打点？それが仕事。もう少し頑張りたい。

　▼中日・山井（８回無失点で今季初勝利）四球から崩れるので、走者を出さないようにした。自分らしい投球ができました。