友利コーチ 小杉ド突いて…指揮官「チームにカツ入れた」

[ 2012年5月9日 06:00 ]

<巨・D>4回2死二塁、打者・藤村の時、マウンドに行き小杉(左)に気合を入れるDeNA・友利投手コーチ(右)

セ・リーグ DeNA7-7巨人

(5月8日 宇都宮)
 DeNA・友利投手コーチの先発・小杉への鉄拳が流れを変えた。

 失策が続いて6点差に広げられた4回2死二塁。藤村への初球がボールとなった直後だ。マウンドに向かうと、小杉の胸を左手で思い切りド突いた。「気合を入れろ、と言われました。そんなんで気合が入るようじゃ、本当は駄目ですけど」という小杉は藤村を空振り三振。直後の5回から打線が反撃を開始し、中畑監督は「デニー(友利コーチ)が小杉だけじゃなくチーム全体にカツを入れてくれた」と振り返った。

 ▼DeNA・中村(3安打後の9回は捕飛も阿部が落球)最後は力んでしまったけど、フルスイングで高く上がった分、エラーになったのかも。

 ▼DeNA・加賀(執ようなけん制は)黒羽根からのサインもあったし、時間との勝負もあって難しいけど…。チームが負けなくて良かった。

 ▼DeNA・藤江(9回2死満塁で投ゴロ)もう必死でした。何とかしたいと思っていたし、理想は四球だったけど、甘くはないですね。

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2012年5月9日のニュース