前夜、落球の阿部 汚名返上の2安打2打点

[ 2012年5月9日 21:40 ]

<巨・D>初回2死一、三塁、阿部が中前適時打を放つ

セ・リーグ 巨人8―5DeNA

(5月9日 東京D)
 巨人はDeNAに打ち勝ち、前夜の悪夢を払しょくした。ホールトンがDeNA・ラミレスに先制2ランを浴びた直後の初回、阿部の適時打で1点を返すと、3回に高橋由の適時打などで逆転。4点リードの6回にも高橋由、阿部にそれぞれこの日、2本目となる適時打が飛び出す。

 中でも阿部は前夜、試合終了かと思われた中村の飛球を落球。その後、同点に追いつかれる大失態を招いただけに汚名返上の活躍となった。

 結局、巨人は8回からホールトンに代わった真田、福田の中継ぎ陣の乱調で3点を失ったものの、辛くも東京ドーム初登場の中畑DeNAを振り切った。

 試合後、原監督は5本のタイムリーが飛び出した打線には「いい形でよかった」と及第点を与えたものの、前夜に続きピンチを招いた中継ぎ陣に苦言。「もう一枚出てきてほしいがなかなかうまくいかない」と勝利にもさえない表情だった。

 
 

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2012年5月9日のニュース