上原 イチ斬りにガッツポーズ出た「大胆にいけた」

[ 2012年4月14日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>無安打無失点で切り抜けたレンジャーズ・上原

ア・リーグ レンジャーズ5―3マリナーズ

(4月12日 アーリントン)
 レンジャーズの上原がオール直球勝負で存在感を見せつけた。5―2の8回1死二塁から2番手で登板すると、2/3回をわずか4球で無安打無失点。勝利に貢献し「とにかくゼロで終わればいい」と納得の表情を見せた。

 最大のハイライトは最初の打者を2球で中飛に打ち取った後のイチローとの対決。メジャーでの対戦成績は4打数2安打と打ち込まれていたが、143キロの内角直球で右飛に仕留めると、ガッツポーズするほどの喜びようだった。

 オリオールズに在籍した昨年6月1日以来、レ軍移籍後初の対戦に「3点差あったので大胆にいけた」とうれしそうに話した。2試合連続無失点と調子も上向いており、ロン・ワシントン監督も「自信に満ちあふれていた。重要な場面で役目をきっちり果たしてくれた」と目尻を下げた。

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