竜戦士たちの声 和田「ここまで苦しんだことはなかった」

[ 2011年10月18日 22:50 ]

リーグ2連覇を達成し、抱き合って喜ぶ(左から)森野、谷繁、浅尾ら中日ナイン

セ・リーグ 中日3-3横浜

(10月18日 横浜)
 中日の和田にとって苦しいシーズンだった。それでも連覇が決まり「本当に良かった。個人的にここまで苦しんだシーズンはなかった」と振り返った。

 昨季、セ・リーグ最優秀選手に輝いた右打者だが今季は打撃不振に陥った。打率は2割前半と低迷、9月半ばには2008年に中日に加入して以来初めて、レギュラーシーズン中に2軍落ちを経験した。

 今季の成績に満足のいかない39歳は「まだ先もあるので、いいところで打てるように」とクライマックスシリーズを見据えていた。

 ▽荒木内野手 本当に疲れた。13連戦はきつかった。連覇できて良かった。

 ▽和田外野手 個人としては苦しいシーズンだった。ここまで苦しんだことはなかった。いいところで打てなくて、悔しいのもあったが、連覇できて良かった。

 ▽吉見投手 ことしは一番いい成績でチームの力になれた。あと2試合で投げることがあれば、先に不安を残さないようにしたい。

 ▽谷繁捕手 (左膝の)けがから復帰してからは、自分にハッパを掛けてやった。個人がやるべきことを、みんなが貫いてできた。

 ▽井端内野手 連覇はうれしい。3連覇、4連覇するチャンスがあるから。ことしはけがもあったので、次からまた頑張りたい。

 ▽高橋投手 (左肩痛で出遅れ)この時期に間に合うとは思っていなかった。まだ球には納得はいかないけど、この先頑張りたい。

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