ブランコ同点3ラン!中日、引き分けで2年連続V決定

[ 2011年10月18日 21:43 ]

6回、同点3ランを放ち、ガッツポーズで一塁を回る中日・ブランコ

 セ・リーグ優勝へマジックナンバー1としている中日は18日、横浜スタジアムで横浜と対戦。延長10回の末に3―3で引き分け、2年連続9度目の優勝を決めた。中日のリーグ連覇は球団史上初めて。

 先発は中日がネルソン、横浜は小林太。中日は3回まで毎回3者凡退。ネルソンは2回に先頭の村田に四球を与えたものの、後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。両チームともヒットがなく、3回までは0―0。

 4回、中日は1死から井端の遊撃内野安打、森野の四球で一、二塁としたが、ブランコが二ゴロ併殺に倒れ、絶好の先制機を逃した。

 その裏、横浜は1死一、二塁から渡辺の左翼線への適時二塁打で1点を先制。なおも1死二、三塁から内藤の右前打で2点を加え、この回3点先取した。

 中日は5回1死から和田が右前打で出塁したが、平田、大島が凡退し、無得点。その裏、落合監督はネルソンに代わって左腕の久本をマウンドへ。その久本が3者凡退に抑えて、

 その久本が3者凡退に抑えると、中日は6回2死一、二塁から4番ブランコがバックスクリーン右へ16号3ランを放ち、同点に追いついた。ブランコは「打ったのはシュート。うまくバットが内から出た」と自画自賛。

 中日は7回1死二塁と勝ち越しのチャンスを迎えたが、ここは横浜の3番手・牛田が代打・小池、1番・荒木を連続三振と踏ん張った。

 中日は8回にも2死一、二塁としたが、チャンスを生かせず。その裏、5番手の小林正が2死一、二塁のピンチを招いたが、救援した浅尾が渡辺を遊ゴロに仕留め、勝ち越しを許さなかった。今季初めて三つのイニングをまたぎ胴上げ投手となった右腕は「連覇できてうれしい。投げさせてもらったことに感謝です」とさわやかに笑った。

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