渡辺監督 ドローに「首の皮の、本当に1枚になった」

[ 2011年10月18日 06:00 ]

<ロ・西>5回無死二塁 原は、捕飛に倒れる

パ・リーグ 西武2-2ロッテ

(10月17日 QVC)
 2試合連続の引き分けに、西武の渡辺監督は眉をひそめながら「何とか勝ちたかったけど、最後は何とか粘り込んで、よく頑張った」と振り返った。

 延長11回2死一、二塁では、原をベンチに呼び寄せ、両頬を引っ張って猛ゲキ。送りバント失敗や適時失策とミスが続いた27歳に「きょう、ここまであったことは忘れろ!この1打席に懸けてみろ」と声を掛けた。しかし、結果は空振り三振。その裏は抑え転向後、初めて3イニング目に突入した牧田を「きょうやられたら終わり。あしたのことは考えるな」と送り出した。

 「首の皮の、本当に1枚になった。あした勝つしかない。(CS進出は)他力なんだけど。最終戦だし、いい試合して勝って終わりたい」。指揮官は必死に前を向いた。

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2011年10月18日のニュース