わずか1毛差で逆転CS決めた!渡辺監督「本当に選手は頑張った」

[ 2011年10月18日 21:17 ]

<西・日>11勝目を挙げた西口(左)と握手を交わす西武・渡辺監督

パ・リーグ 西武4-3日本ハム

(10月18日 西武D)
 日本ハムとの接戦を制し、その瞬間を待ち続けた。スタジアムのビジョンに映し出されたオリックス―ソフトバンク戦の行方を、西武ナインはスタンドのファンとともに見つめた。そして届いた朗報。オリックスが敗れ、西武はわずか1毛差でクライマックスシリーズ(CS)進出が決定。渡辺監督は「寿命が2、3年縮まった」と胸をなで下ろした。

 シーズン終了セレモニーでマイクの前に立った渡辺監督は、笑顔を浮かべ「本当に選手は頑張りました」と声を張り上げた。

 執念の3位死守だった。最後の最後でオリックスを追い抜き、逆転で2年連続のクライマックスシリーズ進出を決めた。「シーズン当初はなかなかチーム状態が上がらず、最下位というつらい時期を過ごしました。借金15から何とか盛り返して、CS出場をきょう決めました」と指揮官。大歓声に包まれる中「とにかくチャンスをもらった以上、一番上を目指します。われわれは去年の悔しさを忘れてはいません。絶対に日本一を勝ちとってきます」と“下克上”を誓っていた。

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2011年10月18日のニュース