北米初の事例 3A選手がヒト成長ホルモン陽性

[ 2011年8月20日 06:00 ]

 大リーグは18日(日本時間19日)、ロッキーズ傘下3Aのマイク・ジェイコブス内野手(30)が、ヒト成長ホルモン(HGH)の陽性反応を示したため、50試合の出場停止処分を科すと発表した。

 HGHでの摘発は、北米プロスポーツ界で初の事例。血液採取によるドーピング検査により発覚したもので、マイナーでは昨季途中から米主要プロスポーツでは初めて導入。メジャーでは選手会との合意ができていないため導入されていない。処分を受け、ロ軍はジェイコブスを即日解雇した。

 ジェイコブスは06年から3年間はマーリンズの主力としてプレー。メジャー6年間で通算556試合で100本塁打、310打点を記録している。同内野手は使用を認めた上で「2、3週間前に膝と背中の痛みを解消させるために使用した。愚かなことをしてしまった」との声明を発表した。

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2011年8月20日のニュース