おかわり セパ最速30号も空砲…「どうでもいい」

[ 2011年8月17日 06:00 ]

<西・楽>6回無死一塁 中村は、左越え逆転30号2ランを放つ

パ・リーグ 西武4-8楽天

(8月16日 西武D)
 2年ぶり3度目、両リーグ最速となる西武・中村の30号は空砲となった。

 1点を追う6回無死一塁で左翼スタンド中段に一時逆転となる2ランを放った。15日に28歳の誕生日を迎えたばかり。2安打を放って6試合連続安打をマーク。ただ、チームは投手陣と守備の乱れで大敗したこともあり、試合後は「手応えは十分だったけど、チームが負けちゃったので30号はどうでもいい」と語り、岩隈からの初本塁打にも「特に何も(コメントは)ないです」と浮かない表情だった。

 ≪史上11人目の2度目30号一番乗り≫中村(西)が09年以来自身2度目の両リーグ30号一番乗り。西武打者の30号一番乗りは、53~55年中西太(当時西鉄)、83年テリー、87、91年秋山幸二、01年カブレラに次ぎ5人目。1人で2度以上は王貞治(巨)の9度を筆頭に史上11人目になるが、西武では中西、秋山に次ぐ3人目。球団別では、巨人(王9度、松井秀喜3度)、近鉄(ブライアント2度、ローズ3度)の各2人を抜く最多人数になった。なお、岩隈(楽)からの一発は、対戦44打席目で初めて。

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2011年8月17日のニュース