球児で負けた…イニング途中で降板 阪神3位転落

[ 2011年8月17日 06:00 ]

<神・広>9回表1死満塁、屈辱のイニング途中降板を告げられた藤川(左)は天井を見上げる。中央は小宮山、右は久保投手コーチ

セ・リーグ 阪神1-3広島

(8月16日 京セラD)
 阪神は8回にマートンのスクイズで同点に追いつくも、直後の9回に投入した守護神・藤川が痛打を浴びた。

 1死満塁から代打・前田智に右翼線へ決勝の2点二塁打。そのまま1/3回で降板と、抑え専任となった07年以降では初めてイニング途中でマウンドを降りた。「負けよ。ただ単純に。やれることをやった上で点を取られた」。藤川は吹っ切れたように話したが、チームは痛恨の黒星で3位に転落。真弓監督は「何とか追い付いて、勝ちたかったけど」と、いら立ちを押し殺すように絞り出した。

 ▼阪神・マートン(8回1死一、三塁で一塁前へ一時は同点となるスクイズ)バントは昨年はなかったけど、何度もしてきているからね。サインだったかは言えないよ。

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2011年8月17日のニュース