ヤクルト9点差追いつく!バレンティン「ネバーギブアップ」

[ 2011年8月17日 22:15 ]

4回、3ランを放ち迎えられるヤクルト・バレンティン(中央)

セ・リーグ ヤクルト10-10横浜

(8月17日 神宮)
 ヤクルトが9点差を追い付いた。1回に先発の七条が8失点でKO。劣勢に立たされたが、0―9の4回にバレンティンの3試合連続となる23号3ランなどで4点を奪ったのが反撃の始まり。バレンティンは「ネバーギブアップ」と話し、諦めていなかった。

 4―10の5回に森岡の3点二塁打などで4点を挙げ、6回1死二、三塁から川端の2点適時打でついに同点に。川端は「ここで追い付かないと、ズルズルといってしまう気がした。気持ちだけで打った」と言った。

 7回以降は無得点に抑えられ、セ・リーグ史上3度目となる9点差からの大逆転勝利はならなかったが、簡単には負けない。今季13試合目の引き分けとなり、小川監督は「欲をかきすぎても…。あの点差を追い付いたんだから」。引き分けに持ち込んだ選手たちをねぎらった。

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2011年8月17日のニュース