とっておきのプレー見せた福留 若手には苦言「もっと考えてやらないと」

[ 2011年6月30日 12:51 ]

 カブスの福留は29日、シカゴでのジャイアンツ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。内容は二塁内野安打、二ゴロ、中飛、三ゴロで打率は2割7分4厘。チームは2―1でサヨナラ勝ちした。

 福留は、八回の守りで「2ストライクになればああいう打球が飛んでくる」と読んで、右前に落ちそうだったライナーを頭から飛び込んで好捕した。

 後ろにそらして長打になるリスクがあるため、普段はあまり見せないとっておきのプレー。「彼がああいう投球をしていたから勝てた」という、九回途中まで好投の先発デンプスターを助けた。

 続く九回、味方の若手外野手が同じように飛び込みながら捕れなかった打球が、二塁打となって同点のきっかけに。チームはその裏にサヨナラ勝ちしたが、福留は「もっと考えてやらないと」と苦言を呈していた。(共同)

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2011年6月30日のニュース