巨人 サブロー獲得の背景 球団代表「ファンも歯がゆい思い」

[ 2011年6月30日 07:48 ]

 原巨人が、またしても緊急補強に動いた。「つなぎの4番」としてロッテを支えたサブローを工藤隆人外野手とのトレードで獲得。ロッテも俊足選手を求めており、両球団の狙いが一致した。

 清武英利球団代表兼GMは「今年は攻撃陣が力を発揮できていない。ファンの方も歯がゆい思いをしていると思う。(戦力を)外部から取り入れることで刺激を与えたい」と説明。シーズン中のトレードは、5月9日に日本ハムから高橋信を獲得したのに続く2件目となる。

 今季は小笠原、阿部ら主力打者が本来の力を発揮できず、29日の試合前までのチーム打率・231はリーグ5位と低迷している。新外国人ライアルは打率・209、本塁打0と期待を裏切り、27日に2度目の2軍降格。さらに高橋由の腰の状態が万全ではなく、外野手の補強に踏み切った。

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2011年6月30日のニュース