イチロー 連日のマルチも淡々「秘めておくものですから」

[ 2011年6月13日 08:16 ]

タイガース戦の8回、オリボのこの日2本目となる本塁打に笑顔で拍手するマリナーズのイチロー(左)

マリナーズ7―3タイガース

 マリナーズのイチロー外野手は12日、デトロイトでのタイガース戦に「1番・右翼」で出場。5打数2安打1打点で、内容は二ゴロ、二飛、左前打(打点1)、一ゴロ、中前打で打率は2割5分8厘。チームは7―3で勝った。

 イチローは1―2の5回2死二塁、外角スライダーをライナーで左前へ。同点の走者が生還し、試合の流れが変わった。ウェッジ監督は「大きなヒットだ。タイミングとボールの見送り方、スイングの滑らかさ、打球の勢いと、いろんなことが良くなってきている。いい兆しだ」と満足げに話した。

 本人は復帰後2試合連続の複数安打にも淡々とした表情。ベンチ内の雰囲気を聞かれても「普段と変わらなかった」と話し「それが普通ではないですか。(大事なゲームだといって)変化がある方がまずいし、(気持ちの強さは)秘めておくものですからね」と話していた。(共同)

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2011年6月13日のニュース