米子西野球部 監督が未成年者と飲酒

[ 2011年6月13日 21:32 ]

 鳥取県立米子西高校(米子市)の硬式野球部監督で30代の男性教諭が3月、同校の野球部OBと懇親会を開き、一部の未成年者が飲酒していたことが13日、県教育委員会への取材で分かった。

 県教委は未成年者と知りながら飲酒を注意しなかったとして「公務員として不適切な判断」と男性教諭に口頭で注意。懲戒などの処分はなかった。

 県高等学校課と同校関係者によると、懇親会は3月中旬に米子市の居酒屋で開かれ、昨年3月に卒業した野球部OB9人のうち、数人がチューハイなどを飲んだ。

 同校の野球部員は5月13日時点で41人。友松文嗣校長は「未成年者に対する配慮が足りず、軽率な行動だった」と話した。夏の全国高校野球選手権鳥取大会出場への影響はないとしている。

 また、この教諭が部活中、現役部員に「死ね」と暴言を吐いたなどとして、保護者側が改善を求める要求書を昨年8月に学校宛てに提出。同校は教諭に指導をしていた。

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2011年6月13日のニュース