中田 5・3のV打に「ジョージア魂賞」

[ 2011年6月13日 06:00 ]

「ジョージア魂」賞を受賞した中田(中)。左は北海道コカ・コーラボトリング矢吹社長、右は山田氏

 チームの勝利に貢献した素晴らしいプレーに贈られる第2回「ジョージア魂」賞の表彰式が12日、札幌ドームで行われた。受賞した日本ハム・中田翔内野手(22)に、選考委員の山田久志氏から記念の盾が手渡され、北海道コカ・コーラボトリングの矢吹健次代表取締役社長から副賞としてジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 5月3日のオリックス戦(京セラドーム)で、同点の10回2死満塁から走者一掃の勝ち越し適時三塁打を放ったプレーで受賞した。ダルビッシュが9回に同点に追いつかれた直後だけに、打球が右翼の頭を越えると三塁ベース上でガッツポーズを見せた。今季取り組んできたのが「右方向への打撃」。インパクトの瞬間に右手で押し出す大切さを知り、徹底して意識してきた。何よりも欲しかったチームの勝利を呼んだ一打。選考委員の栗山英樹氏は「下半身を使い右手で押し込む。キャンプから意識したことが形となって表れた。中田という強打者が向かう方向性がはっきりと見えた一打だった」と選考理由を説明した。

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2011年6月13日のニュース