ご飯9杯→3杯で10キロ減 鹿実・揚村、ダイエット効果で逆転打

[ 2011年3月27日 15:58 ]

<浦和学院・鹿児島実>5回裏鹿児島実無死満塁、逆転打を放ち雄たけびを上げる揚村

第83回選抜高校野球1回戦 鹿児島実5―3浦和学院

(3月27日 甲子園)
 鹿児島実が強豪同士の一戦を制して2回戦進出。1点を追う5回無死満塁の好機、5番揚村は「(相手投手は)緩急を使う。速い球の後に緩い球が来る」と甘く入ったカーブを狙い打ち、逆転の2点適時打とした。

 昨年11月の明治神宮大会決勝で日大三に敗れてから体重を落とした。1日9杯食べていたご飯を3杯に減らすなどして、約10キロの減量に成功。85キロの体で切れのあるスイングに変わった。またチームは冬場に普通よりも400グラムほど重い1・3キロのバットを振り込み、打力をつけた。「軽くスイングできるようになった」と揚村も筋力アップを実感している。

 現地に入った後も宮下監督の指導の下、グリップの位置などを微調整。「きょうの揚村だったら4番にバントさせてもいけると思った」と浜田にバントを指示した指揮官の期待に見事に応えた。

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