看板の攻撃力で114年目の1勝 城南・森監督「夢のような時間」

[ 2011年3月27日 14:58 ]

<報徳学園・城南>9回、3ランを放ち大喜びの城南・竹内(左)
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第83回選抜高校野球1回戦 城南8―5報徳学園

(3月27日 甲子園)
 1898年の創部から114年目。21世紀枠で甲子園初出場を果たした城南が、昨夏ベスト4の名門・報徳学園を破る金星を挙げた。

 1試合の平均得点が出場校中トップという打線が好機を逃さず着実に加点。4回に奥浦の右前打で先制すると、5回には4連続長短打で2点を追加し、9回には暴投と竹内の3点本塁打で突き放した。公式戦では初という本塁打に、竹内は「(うれしさを)かみしめてベースを一周した」と満面の笑みで話した。

 森監督は「城南にとっては大きな1勝。夢のような時間だ」とニッコリ。「やってきたことが間違いではなかったことを示せた」と胸を張った。

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