鹿児島実「勝因は8回の守り」エースも要所抑えた

[ 2011年3月27日 14:01 ]

<浦和学院・鹿児島実>5回裏鹿児島実無死満塁、逆転打を放ち雄たけびを上げる揚村

第83回選抜高校野球1回戦 鹿児島実5―3浦和学院

(3月27日 甲子園)
 昨秋の関東王者・浦和学院との接戦を制した九州王者の鹿児島実・宮下監督は「(無死一、三塁を無失点でしのいだ)8回の守り、あの場面を0点でしのげたのがきょうの勝因じゃないかなと思います」と冷静に分析した。要所を抑えて3失点完投した先発の野田については「スピードに走らずに、変化球を丁寧に投げていたと思います」と称えた。

 コツコツと5犠打を重ね、9安打で5得点を奪った打線には「少し力み過ぎていたかな」と少々辛口ながら「いい場面で打ってくれたのできょうは良しとします」と好機を逃さなかったことを評価した。

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2011年3月27日のニュース